紫外線殺菌は、水処理や空気清浄、表面殺菌など、さまざまな分野で利用されている技術です。
薬品を使用せず、物理的な作用によって微生物を不活化できる点が特徴です。本ページでは、紫外線殺菌の基本的な仕組みと、その特性について解説します。
紫外線殺菌とは、紫外線を微生物に照射することで、増殖能力を失わせる殺菌方法です。
紫外線は可視光よりも波長が短く、微生物の遺伝情報に直接作用します。
紫外線は、細菌やウイルスのDNAやRNAに吸収されることで、遺伝情報に損傷を与えます。
この損傷により、微生物は正常に代謝・増殖できなくなり、不活化された状態となります。
細菌やウイルスが持つDNA(核酸)は、紫外線殺菌灯の主波長である260nm付近の光を最も吸収しやすい特性を持っています。

■薬品を使用しない
■照射後に残留物が発生しない
■短時間で効果が得られる

水殺菌
養殖水の殺菌や池の水などの水質改善
空気殺菌
空間空気中の菌数減少
製品・設備表面の殺菌
食品の鮮度維持やカビ抑制
特殊形状や小型化の殺菌灯。
従来殺菌灯のような蛍光灯仕様・防水仕様のランプを製作します。
紫外線殺菌は、照射距離や影になる部分の有無によって効果が左右されます。
距離が近いほど殺菌時間が短く、遠くなるにつれて殺菌に掛かる時間が長くなります。
また、照射対象の材質によっては紫外線の影響を受ける場合があります。
UV-C波長の紫外線は生物にとって有害であり、「使用時には直接目で見ない」「皮膚に照射しない」などに注意する必要があります。
