長寿命紫外線ランプ

長寿命紫外線ランプ UV-A/UV-C

点滅に強く、電源のON/OFFによる寿命の減少がほとんどない長寿命の紫外線ランプ(CCFL)です。

・UV-A:誘虫用途など
・UV-C:空気、水、物の表面殺菌用途など

渦巻き・スパイラル・U字などの形状種類があり、使用場所によって適した形状を選択可能です。

渦巻き

スパイラル

U字

冷陰極蛍光ランプ(CCFL)とは



CCFLとは冷陰極蛍光ランプのことで、液晶ディスプレイのバックライト等として長く利用されてきた実績のある光源です。 
径は2~4mm程度と、とても細いという特徴があります。 
ガラス管の中に「アルゴン・ネオン」といった不活性ガスと水銀蒸気を封入した密閉型の蛍光ランプで、電極から放出し 
た電子が水銀に衝突して紫外線(UV)が発生し、この紫外線が内部の蛍光体の層を励起して可視光線が発生しま 
す。 殺菌などの用途で使用されるUV-C波長のランプでは蛍光体が無く、紫外線を放射します。
 

熱陰極蛍光ランプ(HCFL)との違い 

CCFLとHCFLは発光の原理が同じで、大きな違いは内部の構造にあります。 
HCFLは電極部がフィラメントになっており、電極を加熱して電子を放出します。 
フィラメントにはエミッタ(電子放出物)が塗布されており、これにより効率よく電子を放出することを促します。 
しかし、エミッタは繰り返し電子を放出することにより消耗します。 
始動する際に特に消耗し、高頻度でON/OFFを繰り返すとランプ寿命が極端に短くなります。 
 
一方CCFLは電極が金属のカップ状のものになっており、電極を加熱せずインバータを用いて高電圧をかけ電子を放出します。 
また、エミッタの塗布が無いことによりON/OFFを繰り返すことによる寿命の劣化がないのが特徴です。 
 
上記の特徴から、電極を加熱する蛍光ランプ(熱陰極管) 
Hot Cathode Fluorescent Lamp 
電極を加熱しない蛍光ランプ(冷陰極管) 
Cold Cathode Fluorescent Lamp と呼ばれています。

 

UV-A CCFL

・誘虫用途
 画像左:波長365nm 
 画像右:波長350-550nm


 ※本製品は水銀使用製品です。
 製品の水銀含有量2.0mg/個。
 本製品は水俣条約の対象外製品です。

消費電力
7・8・11・12・15W
管径
波長
藍光365nm・緑光350-550nm
寿命
20,000h
耐点滅
100,000サイクル

緑光のUV-A CCFLは、台湾農業部傘下の桃園区農業改良場と光源メーカーが共同で開発した「農業用捕虫器」の光源として使用されております。

農業用捕虫器についてはこちら

UV-C CCL

・水、空気、物の表面殺菌用途
 波長254nm 

 ※本製品は水銀使用製品です。
 製品の水銀含有量2.0mg/個。
 本製品は水俣条約の対象外製品です。

消費電力
7・8・11・12・15W
管径
波長
254nm
タイプ
オゾン・低オゾン・オゾンレス
寿命
15,000h
耐点滅
100,000サイクル

渦巻き形状のUV-C CCLが光源のUV除菌機FreshAir
菌やウイルスを含んだ空気をファンで取り込み、紫外線の力で除菌。
綺麗な空気にして排出します。

UV除菌機FreshAirについてはこちら

立体U字形状のUV-C CCLが光源の濾過槽用フロート付き水中殺菌灯
濾過槽などに浮かべることが可能で、アオコの発生を抑制し、水質を綺麗にします。


殺菌灯についてはこちら

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